2009年12月26日土曜日
2009年12月23日水曜日
Merry X'mas!
2009年12月10日木曜日
演奏会のご案内
まだ来年の話なのですが、年末年始って思った以上に時間が早く進むし、いつも直前になってからのお知らせになってしまうので、今回は早めに。。。。
演目の中で楽しみなのは、メンデルスゾーンの弦楽のための交響曲。wikiによると彼が12歳から14歳にかけて作曲したとあります。どうやったらその歳でそんな大それたことができるのか・・・。1番から順に、だんだんと曲の長さも長くなっていきますが、今回はその3番と7番。今から凄く楽しみです。
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2010年 2月21日(日)
栃木県総合文化センター サブホール
開演 15:00 (開場 14:30)
一般 前売り 2,000円 当日 2,500円 / 高校生以下 1,000円
Bella Progresso(ベッラ プログレッソ) -- 美しい進歩 --
メンデルスゾーン 弦楽のための交響曲 第3番
バッハ ヴァイオリン協奏曲 第1番 BWV1041[ Violin solo : 桐山建志 ]
ヘンデル 合奏協奏曲 op.6-4
メンデルスゾーン 弦楽のための交響曲 第7番
Vn : 桐山建志(guest) 大井俊恵 川俣洋子 小松崎倫子 篠原香乃子 福富恵子 渡邊弘子
Va : 田中美恵子 星由紀子
Vc : 玉川克
Cb : 高岩理仁
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お問い合わせ eternita@hotmail.co.jp まで。
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当工房でもチケット取り扱ってます。御気軽にお問い合わせください。
2009年12月7日月曜日
サイトアドレス転送先の変更
携帯
携帯というものに取り立ててこだわりがあるわけではないのだけれど、持っていて嬉しくないものは持ち歩きたくないたちなので、今までで使った携帯は、auのinfobarとinfobar2の2台だけ。特に初代は大のお気に入りで、かなり長い間使っていた。ぶつけたり落としたりする事はあっても、わりとタフで長持ちした。最後のほうにはアンティークのような見た目になってしまってはいたが。
2009年11月28日土曜日
冬の定番
コンビニで売っている、若干お高い缶コーヒー。
2009年11月15日日曜日
デコちゃり
実はその後も、おじさんには何度も遭遇していて、造花もトルコ桔梗だったり朝顔だったり。
また、冬は前のかごに紺色の布をかぶせ、そこに蛍光黄色の星を流れ星のように配置したりしてあった。
けっこう詩人?
わたしはこのおじさんと行動パターンが非常に近いらしく、近所の生協やファミリーマートで会うのはざらなのだが、先日ジャスコの入り口でばったり出会ったときは運命を感じた。
ジャスコはちょっとうちから遠いので滅多に行かない。行っても年に2回くらいだろうか?
そんな確率で、おじさんに会い続けている。
今日も夕方駅の近くで、なにげなく向こうからやってくる自転車を見ていたら
やっぱりそのおじさんで、なんと前かごに電飾がついていた!
わたしは自分の口があんぐり開くのを止められなかった。
まさに漫画のような顔をしていたと思う。
でもたぶんおじさんにはバレなかっただろう。
なぜなら、あたりが真っ暗になっているというのに彼はサングラスをかけていたからだ。
ところで、栃木市には他にもディープな人がたくさんいる。
いずれアルプス温泉とふみきり酒場についてもレポートしようと思う。
2009年10月14日水曜日
37年もの
修理に来ている分数チェロの中のマリモ。
たまに古い楽器の中を覗くと、こういった埃の塊がいくつか住み着いている事があるが、ここまで立派なものは見た事がない。
直径30ミリ弱。しかも、普通ならほぼ灰色なのに、何故か青やら赤やらが混じっている貴重な種だ。
製造年が1972年とあるので、下手をすると、37年間かけてここまで大きくなってきたのかもしれない。そう考えると、嫌がるのを無理矢理f孔から引きずり出すのも気が引ける。まだうちでは聞いた事はないけれど、中には自分の楽器のマリモが育っていくのを楽しみにしている人もいるらしい。
一応、オーナーに確認してみようかと思う。マリモの運命やいかに。なにげに同世代かもしれないので、その将来が気になる。
2009年10月4日日曜日
何もない日曜日
平日に比べてやっぱり週末、特に日曜日はお客さんが多く、ここ最近はほとんど仕事で埋まっている。この不況にありがたいことだと思う。そんな中、今日は珍しく来客の無い日になった。
普段ならこういう時でも製作の作業をしてたりするのだが、思い切って、何もしないでみる事にした。
とはいえ、久しぶりの晴れ間だったので、朝から洗濯物を山ほど干して、布団もベランダに出して、掃除機をかけて、とか、そんな家事で午前中は終わってしまった。
昼時になったので、気になっていたラーメン屋さんに、散歩がてら出かける。
先週だったか、テレビで栃木市を特集した番組が放送されたせいか、今日は街中も観光客が多かった。
帰ってきてからは、アウトドア用の折りたたみイスを庭に出し、車を眺めながら読みたかった本を読みつつ、珈琲を飲みつつ、雲を眺めつつ、温かいのでウトウトしつつ。
本は、ロードスターで北海道を旅する話だった。富良野や美瑛の風景の写真が載っている。まだ見た事のない風景。見ることのないかもしれない風景。
本当は、もっと早く見るべきものだったんだ。
ふっとそう思った。
時間は決して戻りはしない。歳を重ねるごとに、それをひしひしと感じるようになった。
2009年10月2日金曜日
コンサートのお知らせ
なんかいつもギリギリになってお知らせするような感じが多い気がしますが・・・。
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2009年10月11日(日)
下野楽遊設立八周年記念演奏会 「ドイツ音楽BCR」
岩舟コスモスホール
開演 13:00 (開場 12:30)
入場料 \2,000
メンデルスゾーン ピアノと弦楽合奏のためのラルゴとアレグロ (関東初演)
ヘンデル 合奏協奏曲 op.6-1 ト長調
ヘンデル オルガン協奏曲 op.4-6 (フォルテピアノによる演奏)
モーツァルト クラヴィーア協奏曲 KV.413 (フォルテピアノによる演奏)
etc.
演奏 :
桐山建志 諸岡範澄 諸岡涼子 伊藤深雪 松堂久美惠 大塚道子
下野楽遊奏楽塾
栃木合唱団
司会解説 : 安田和信
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大変内容の濃い演奏会になりそうです。
今から楽しみにしてます。
下野楽遊 奏楽塾 に関する詳細は、以下のアドレスへどうぞ。
http://web.mac.com/shimotuke_gakuyu/iWeb/Site/Welcome.html
2009年9月25日金曜日
2009年9月20日日曜日
2009年8月28日金曜日
読書
友人に、村上春樹の1Q84を貰った。
「面白いの?」と聞いたら、「いや、読んだ事ない。でも面白いって噂だし」という答え。なんだそら。
そもそも村上春樹の小説は読んだ事がなく、こんな事でもなければ、下手をすると生涯読まなかったかもしれないくらい、変に遠い存在だった。有名すぎて避けてた感もないではない。
若い頃、この友人にいろいろな本や作家を教えてもらった。彼の勧めるものはどれも面白かったし、幼稚な狭い世界と価値観の中にしかいなかった自分にとっては、一冊読むごとに、地図の見えなかった部分が広がっていくように思えた。読書の楽しさは、彼から教わったようなものだ。
しかし、時が経つにつれ、だんだんと本から離れてしまった。
本からというよりも、読書というものからかもしれない。
仕事に関する本ではなくて、純粋に読書をした。
何かを得ようとして本を読むのではなくて、本を読む行為をしたいという欲求を、いつのまにか失っていたように思う。
久しぶりの読書は楽しい。
まだ途中だけれど、読み出したら止まらなくて、先が気になって仕方ない。そういう気持ちがまだ湧いてくる事が、少しだけ嬉しかった。
しかし、彼がくれたのはBook1のほうだけ。これはつまり、Book2を買って、読み終わったら両方貸してくれ、という意味なのだろうか?・・・それ以外ないか。
もう少し待っててくれ。いま、凄くイイとこだから。
2009年8月6日木曜日
生パンダ
今日はこの合宿最大の目玉「生パンダショー」が見られた。
兄弟のなかで唯一パンダ座りができるみゃおさん。
足を大きく広げ、立派なシッポを両手でかかえてお手入れする。
私は写メをいっぱい撮って、自分用の動画も撮らせてもらった。
合宿はあと2日ある。
何かまた面白いことが起きないだろうか。。。
2009年7月29日水曜日
2009年7月21日火曜日
お疲れさん
7月17、18日に、大阪の中央公会堂にて行われた展示会が終了した。
第1回という事、そしてこういった催しには初参加という事で、はたしてどれくらいのお客さんが来てくれるのか、どんな感想が聞けるのか、期待と不安でいっぱいのまま当日を迎えた。
ふたを開けてみれば、予想以上に大勢の方にご来場いただき、また、試奏もしていただいた。
もともと基本的には関西で活躍する製作者が中心という事もあり、地元の製作者の方の知り合いやお客さんが多く、かなりアウェイな感じもあったが、興味を持って手に取って弾いてくださる方も多く、とても嬉しかった。
時間がある時は、他の製作者の方の楽器も弾かせていただいたり、技術的な事などで情報交換ができたりと、多くの刺激を得られる場となった。ありがたい事だと思う。来年も是非また参加したい。
参加された製作者の方々、お世話になりました。そしてお疲れ様でした。
また、会場にいらしてくださり、試奏してくださった方々、ありがとうございました。
家に戻りケースから楽器を取り出すと、一番長く試奏されていたヴァイオリンのD線が切れていた。
2日間、立ちっぱなしで相当疲れたと思っていたが、楽器も同じくらい疲れてたのかもしれない。
試奏中に切れないように、きっと頑張ってくれていたのだろう。
お疲れさん と声をかけて、ケースに仕舞い、蓋を閉じた。
2009年7月13日月曜日
繰り返す
先日テレビで、ある大物タレントが、「芸術家っていうのは、同じ事はしないんだよ。職人は同じ事をずっと繰り返すだけ」と語っていた。
自分の知っている職人で、同じ事をただ繰り返している人はいない。自分ももちろん同じ事はしない。同じように見えてはいても、いつも前回よりももっと上を目指して仕事をしている。
聞きかじった事やイメージで、知りもしない事をさも博識そうに語る傲慢な人間の言葉に、本質はない。
歳を取れば取るほど、知らないという事に対するある種の恐怖、ありもしないのに積み重ねてきたと感じている自分という存在に対するプライドが、くだらない見栄になって現れる。年々自分よりも若い人間が増え、彼等はあきらかに自分よりも経験も知識も少ないはずだと思い込んでいるのだから、その傾向はさらに加速する。怖い事だと思う。
なによりも、自分自身への戒めとして。
2009年6月17日水曜日
代償
先日、ミュージックシェアリング、五嶋みどりと若き演奏家たちのコンサートに行ってきた。
去年のコンサートも素晴らしかったが、今年は最前列で見る(聴く)事ができ、楽器の生の音そのもの、そして、五嶋みどりの演奏を、文字通り肌で感じる事ができた気がした。もはや、感想も文字に起こせない。拙い文章で表現して台無しにしてしまうのが恐ろしい。そういう音楽だった。
そんな興奮もまださめやらぬ今日、用事があって市役所に行くと、ロビーにある大型テレビに、五嶋龍が出ていた。NHKの放送で、インタビューを受けているようだったが、これは生演奏もありなんじゃあなかろうかと思い、最前列のイスに座って見入っていた。すぐ近くの席にはおじいさんがテレビとは逆向きに座っていて、一体何をしてるんだろうこの人は、とか思っていたが、少し考えれば、平日の昼間、いい歳の男が、適当な服で無精髭で、市役所のロビーでNHKなんか見てる自分のほうが、ずっと何をしているのかわからない。
後から思い出してみれば、通りすがる職員の人たちが、チラチラとこちらを訝しげに眺めていた気もする。
途中パガニーニを独奏の時にはテレビの音量が小さいので、さらに近づいて見ていたし、怪しさは最高潮に達していたに違いない。テレビの中にいる二十歳そこそこの天才青年とはエライ違いである。
しばらく市役所には行けないが、おかげで良いものが見られたので、これで良かったのだと自分に言い聞かせた。
2009年6月3日水曜日
展示会のお知らせ
関西方面の方、是非どうぞ。まだ先だけど。
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関西弦楽器製作者協会 第一回展示会 美しい音色を作り出す職人たちの技
手工楽器手工弓が50〜60本展示されます。
日時 7月18日(土) 13:00〜19:30
7月19日(日) 10:00〜19:30
入場無料
※会場での楽器販売は致しません。
会場 大阪市中央公会堂 3階 特別室
●地下鉄御堂筋線「淀屋橋」●京阪電鉄「淀屋橋」●京阪電鉄中之島線「なにわ橋」
主催 関西弦楽器製作者協会
問い合わせ先:バイオリン工房クレモナ
TEL/FAX 072-685-5551
e-mail luccio@d1.dion.ne.jp
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2009年5月10日日曜日
音楽
昨日、今日と、那須室内合奏団と天満敦子さんのコンサートの手伝いなどで、那須にいってきた。
前日のリハーサル中、ホールで自分の楽器を弾いていただき、その音の響き方、伝わり方、音色等がわかり、また、コンサートマスターの所有する名器との比較もでき、大変勉強になった。まだまだ先は長いな、と、あらためて思ったり。楽器はほんとに奥が深い。
今日の本番で、はじめて天満さんの演奏を聞いた。
パワフルで、スケールが大きく、またその音楽性をストラディヴァリがさらに高めている感じで、感激しきりだった。まるで音が、ホールの天井から降り注いでくるようだった。
室内合奏団との競演も、楽しそうに弾かれる天満さんに引っ張られ、前日の練習の時よりもずっとずっと素晴らしいものになっていたのが印象的だった。
また、おまけコンサートと題された子供達との演奏も素晴らしい企画だった。
一緒に弾けたという経験が、いつかきっと財産になる
そう主催の先生が語っておられたが、まさしくその通りだと思ったし、そういう中から、将来の名演奏家も、あるいは音楽を心から愛する弾き手も育っていくのだろうと思う。
人の心を動かす。心の奥底に響く。音楽というものの力を思い知る。
そして、楽器を作るという事で、その音楽に関われる事を幸せに思う。
2009年4月27日月曜日
宇都宮ジュニア合奏団
定期演奏会に招待していただいたので行ってきました。
小学生から高校生まで40人以上のメンバーによる演奏は、想像以上にレベルが高くてびっくり。
全員での演奏となるホルストのセント・ポール組曲なんかは、なかなか堂にいったものだった。
普段の練習以外に、オケの曲も練習して、結構大変なんだろうとは思うのだけれど、彼等はみな楽しそうに演奏しているのが印象的だった。
たまに「子供なのに凄いね」という事を言う人がいるが、それは間違いだと思う。
大人を基準に子供を見るという感覚を捨て去らなければ、彼等の驚く程の吸収力と集中力、そして進歩する力を理解する事はできない。子供が難曲を弾けたりするのは、逆に子供だからこそという部分も多くあると思う。
大人が血のにじむ努力をしても決して手に入れる事のできない、可能性という力を、彼等はまだまだ、内に抱えているのだ。
子供というのは、そういう存在なのだと思う。
2009年4月18日土曜日
2009年4月6日月曜日
コンサートのお知らせ
「母の日に贈る 天満敦子&那須室内合奏団」
2009年5月10日(日)
那須野が原ハーモニーホール大ホール
開演14:00(開場13:30)
全席自由 前売り2500円(18歳未満は1500円)
当日 3000円(18歳未満は2000円)
3歳未満のお子様の入場はご遠慮ください
☆当ばろりん屋でも前売り券をお預かりしています☆
★プログラム
1部 ソロ 「シャコンヌ」 ヴィターリ
「ねむの木の子守歌」 山本正美
「ツィゴイネルワイゼン」 サラサーティ
「望郷のバラード」 ポルムベスク
その他
2部 共演 那須室内合奏団
「四季」 ヴィヴァルディ
コンサートマスター 白井英治
ピアノ・チェンバロ 田中梢
チェロ 本橋裕
★おまけコンサート
「2つのヴァイオリンの為のコンチェルト」ヴィヴァルディ
★天満さんと一緒に大合奏
「キラキラ星」 編曲 鈴木 鎮一
参加ご希望の方は弦楽器持参の上、当日開場受付にてお申し出下さい。
尚、楽譜が必要な方は事前にご連絡ください。
天満敦子さんの演奏は大胆で、元気をもらえるような感じなのだそうです。
私たちも初めて拝見するので、非常に楽しみにしています。
2009年3月10日火曜日
黒田さんの主食
クロちゃんは、犬っぽい。
猫のくせになんでも一生懸命やる。
いつでも必死な顔をしている。
スリッパはもう何足噛まれたことか。
他には台所のスポンジも。
噛むのが好きなのもあると思うけど
隊長に自慢するためにやることも多い。
シカトされると、わざわざ見せにきて「うー」と言ってみたりする。
クロちゃんが奪ったものは、最終的に部屋の隅の「お宝コーナー」に放置されてある。
ここはクロちゃんの工房みたいなものだ。
写真のスリッパもここで一晩かけて熟成された。
クロちゃんは、都合の悪いことに関しては何も記憶が残らない。
こっぴどく怒っても、1分くらいで陽気に登場してきたりする。
ほとぼりがさめるのが非常に早い。
また、時々怒られている最中にゴロゴロ喉を鳴らしていたりもする。
どMかな?
2009年3月7日土曜日
うちのネコたちの食欲&隊長の主食
ネコたちの食欲がすさまじい。
一年前に行った去勢手術のせいなのだと思うけど、
毎日毎日、隊長の「お腹がすきました」アピールがすごい。
その横でクロちゃんが「おなか!」と真似をする。
隊長がちゃんとした文章で喋るとすれば、クロちゃんは単語でしか喋れない。
わたしたちが食卓につくと、寝ていたネコも同じように食卓につく。
人間の食べているものは絶対あげないのだが、それでも毎回通ってくる。
そしてパン屑でもこぼれようものなら、クロちゃんがサッと吸い取ってくれる。
うちではこれを「黒い掃除機」と呼んでいる。
隊長は猫草が大好きだ。
ネコは猫草をそんなに頻繁に食べるものなのだろうか?
日に何度も食べるし、非常にガツガツ食らう。
すぐになくなるので、つねに猫草2鉢体制でいなければいけない。
一つは工房の窓辺、もう一つは2階の日当たりのよいところでキープ&大きく育てている。
もしうっかり切らしてしまったら、隊長はその近くに置いてある普通の草花を食べ始めようとする。
これまでにいくつか、種から苦労して育てた苗が食べられてしまった。
かといって、隊長は野菜星人ではない。
さっきはお肉を調理していた私の手のニオイを嗅ぎに来て
ペロペロなめたと思ったら急に指を「本気噛み」された。痛かった。
2009年2月27日金曜日
すこしずつ
雪が降る前の空模様は独特だし、その空気の冷たさは痛いに近いくらい肌を刺す。
でもこの冬はもうこれで終わりだろう。
老朽化した家は、暖房をつけていなければ野外にいるかと思うほど寒い。朝起きたら、布団の中は暖かくても吐く息は白い時もある。車で出かける時も、オープンにしたら耳がちぎれそうだ。ダウンを着てマフラーを巻いて、ヒーター全開にしたって寒い。
それでも冬が好きだ。
早く暖かくならないかな
そう言いながら、それはもうちょっと先でもいいな、と思っている。
良く晴れた日の日だまりの暖かさは、全てを許してくれるような優しさに溢れている気がする。
2009年2月23日月曜日
いやげもの
どこかに旅行に行ったりすると、かならず奇妙な土産物、通称いやげものを買ってくる友人がいる。
この前は中国だったかでスイカミルクジュースとかアスパラガスジュースとか、その前はジンギスカンキャラメルとかだった。味に関しては色々と支障があるかもしれないので敢えて書かない。
そして今回はこれ。イカチョコである。
この友人には、普通の土産を買ってくるという能力が欠如している。
1つ250円もするものを、普通、ホワイト、塩キャラメルと3種類も買って来た。どれが一番美味しいか教えてくれとか言っていたが、その次元の話なのかこれは。
物はさきいかをチョコでコーティングしたような感じ。袋を開けると当然イカ臭。食べる前からテンションが下がる。
しかし、実際に食べてみるとこれはこれで美味しかった。柿ピーをチョコでコーティングしたアレの系列だと思えば、遠からず近からず。若干癖になる感じ。お酒が飲める人にはおつまみでいけそうな感じ。
でも、今度こそまともなお土産くれ。
2009年2月14日土曜日
春先センチメンタル
徒歩で買い物に行く間に公園がある。小さい頃は、そこでかくれんぼや鬼ごっこ、サッカーなんかも遊びでやった。滑り台、鉄棒、ブランコや砂場があった。ちゃんと子供の遊び場だった。
ある時期からブランコが消えた。枠はあるのに、チェーンや座る部分がなくなった。砂場もいつの間にか消えて、子供もいなくなった。今では敷地内にある公民館の建物からは、時々お年寄りのカラオケの音が聞こえている。
この公園には立派なサクラの木が3本あった。去年の春も満開で、通りがかるたびに見とれていた。
先日通りかかったら、そのサクラが3本とも無くなっていた。
どこかに移植され、そこで生きているならまだしも、根元から切られていた。
もうあのサクラは見られない。とても残念だ。
いろんなものが消えていく。そしてもう2度と戻らないものも少なくはないだろう。
時は前にしか進まない。過去には戻れない。
人生は、何故1度きりなのだろう。
2009年1月31日土曜日
運動不足
きっかけは、遊びでちょっとやってみたら体がギシギシしたからだ。
体の中になんか違和感を感じるというか、こんなはずじゃないのに?という感覚があって、
ショックを受けた。
学生のころは何かとラジオ体操をやる機会が多かったが、
そのたびに、こんなんで体操になってるのかなぁ・・・軽すぎるよなぁと思っていた。
それが情けないことに、いつのまにか結構な運動量だと感じるようになってしまっている。
早速、you tubeで音源を録音し、工房で仕事の合間などにやってみる。
日々、座り仕事で同じ姿勢が多いせいか、肩のあたりがほぐれるのが気持ちいい。
ただ予想外だったのは、垂直にピョンピョン跳ぶ動作で、ピアノのリズムよりも
先に体が着地してしまうこと!orz
完全に高さが跳べてない。自分では普通に跳んでるつもりなのに。
ピアノの人、もうちょっと速く弾いてよ~、そんなとこに感情込めなくていいからさ・・・と思ってしまった。
でも、次回からピアノに合わせてできるだけ高さを意識しながら跳んだら
足首にズシズシ重さがきて、ここも弱ってるんだな~とまたショックだった。
ラジオ体操は第一だけでなく、第二もやる。
小学生のころは、第二の2番目の体操が死ぬほど恥ずかしかった。
「筋肉モリモリ」みたいなフリのやつだ。
女がこんな格好を人前でやるなんてと思っていた。
今はそうでもない。
子供のときのほうが女らしかったのだろうか。
2009年1月23日金曜日
2009年1月22日木曜日
価値
近所にフレンチレストランができたとする。シェフは本場の有名店で数年修行してきたらしい。その味を引き継いだ本格的な料理を出すようだ。さすがに凝った店構えだ。お値段もそれなりにお高い。実際に行ってみる。一口食べてみた。「おや?」と思う。自分の好みではない。それほど美味しいだろうか?これが美味しいって事なのだろうか?なんとなくもやもやしたまま店を出る。
近所にもう1件、フレンチの店がある。オーナーシェフの履歴は定かではない。店構えも大した事はない。しかし実際食べにいってみたらわりと好みの味だった。この間の高い店よりも、自分にしてみたらこっちが好きだ。後日、人に聞かれる。はっきり答えられるだろうか。安い店のほうが美味しかったと。
自分の舌がおかしいのかもしれない。ちゃんとしたフレンチなんてそんなに食べた事ないし。本場で修行した人が作るものが不味いわけがないし。世間の評判も良いみたいだし。
美味しいと感じられなかった自分の舌を疑う。高いほうの店の味が正しいはずだ。そちらの味に、自分の舌を矯正しなくてはいけない。でなければ、味のわからない人と思われる。
どちらの店の味も、好きな人もいれば嫌いな人もいるだろう。
味だけでなく、雰囲気や、ある程度のお金を払って食べる事で満足感を得る人もいる。
後日、あの評判の店に行ってきたと、人に自慢する権利もある。
何に価値を見いだすかは人それぞれだ。
楽器も同じである。
2009年1月20日火曜日
2009年1月16日金曜日
練習しよう・・・
バイオリンの練習を、今年からまた新たにがんばることにした。
実は、今までに2回挫折している。
一度目は1年半くらい先生に習いに行ったのだが、
レッスン時間30分のうち、半分以上、気分が悪くなってへたりこんでいることが多かった。
力を入れて持ちすぎていたのだろうか?
首を圧迫していたのだろうか?とにかく「楽器を持つ」という作業が苦しかった。
2度目はある教室のバイオリンの発表会を見に行って、小さい子供たちが一生懸命弾いている姿に感動し、
とりあえず毎日15分ずつバイオリンに触れると決め、半年くらいは続けた。
しかし、結局どうしても楽器が体に馴染まず、また挫折・・・。
もともと姿勢が悪いから向いてないのかなぁ・・・とか、いろいろ思っていた。
でも、この仕事をしている限り弾けたほうが絶対にいいし、
また弾けないとわからないことが多すぎて、立ち行かない。
そんなとき、ある縁があってプロの方に指導していただけることになった。
何かを質問しても、必ず目からウロコのような答えが返ってきて、
「あれ?私も、もしかしたら少しは弾けるようになるかもしれない?」と思えてきた。
とりあえず、キラキラ星から。
今度こそは、がんばろう。
2009年1月13日火曜日
旧車
連休とは関わりのない仕事をしているが、先日は友人たちと銚子に寿司でも食べにいこうと、久々のロングツーリングに出かける事にした。
小1時間も走った頃、なにやらクラッチペダル(今の車ではほとんどお目にかからなくなってきましたが)がやたら軽くなってきて、だんだんギアも入りづらくなってきた。
おかしいな、クラッチが急になくなるわけないし、ああそういえばこの間フルードのエア抜きした時になんか締め忘れたとかそんなんかな、とか、いろんな想像が頭を巡る。これが走馬灯だろうか。
道沿いの空き地に車をとめ、前輪の脇からレリーズシリンダを覗くも、はっきりとはわからず、いやこれは大事になる前に帰ったほうが良さそうだという事で、そのまま引き返す事に。さらば銚子、さらば寿司。
帰って確認すると、シリンダのゴムブーツからフルードがだだもれ。経年劣化で仕方ない。いずれはダメになる部品だった。自走で帰ってこれただけでも善しとしよう。
しかし、道ばたで停まった時に、連れが工具箱を抱えながら嬉々として走りよってきたのには驚いた。普段からそんな重いものを車に積んでいるなんて・・・。思えばロードスターももう15年落ち。若干旧車の仲間入りか。乗り換えたい車もないし、まだまだ長い付き合いになりそうだ。
2009年1月8日木曜日
水やり
やっぱり12月くらいまでは寒さもなんとかなるけど
1月、2月の寒さはとてもこたえる。
夜寝ていても、顔の上を一筋の風がなでていくのをなぜか感じる。
居間もなんだかスースーしている。
ただ、朝起きてくるとネコの息も白かったりして、これはちょっとかわいい。
植木や草花に水をやるときも、ちょっとためらってしまう。
こんなに寒いのに冷水を浴びせる行為が、ひどいことのように思えるからだ。
それでつい、水をやらずじまいになり、ふと、夜に工房の窓際を見ると
葉茎がしおれたようになっていて、しばしどうしようかと悩む。
常識で考えると、水やりの時間ではないし、深夜はもっと気温が下がるはず・・・
でも、ほうっておけば明日には一部枯れてしまっているかもしれない・・・
結局「夜半に雨が降った」という設定で、水をやってしまうことが多い。
でも植物はこちらが思っているよりもはるかに強く、
春夏に売り出している花でも外で越冬したり、花まで咲かせたりしている。
とか言って、まあ、これまでに私が闇に葬ってしまったものたちもすいぶんあるのだが。