2008年7月18日金曜日

悪人


少し前に枯れかけのビオラに黒&赤の毛虫がたくさんついていた。
どう見ても悪人・・・。
チャドクガのように触ると皮膚にひどい炎症をおこすかもしれないと思い、
新世界に旅立ってもらおうかと思ったのだが、とりあえずネットで確認することにした。
そうしたら、意外にきれいな蝶になることが発覚。
蛾でもない。
エサはビオラの葉など。

そうなるとなんだか保護しなければならないような気になってきて
関係ないハーブについている子や、地面をあてどなく歩いている子もスコップで連れてきて、
ビオラの鉢に投入。
毛虫だらけの鉢になったビオラ、すごく怖い!!
でもエサが豊富なせいか、どんどん大きくなっていく。
それがまた怖い!

で、しばらく経って気がついたら毛虫の数がだいぶ減っていて
そのかわりに、まわりの木などにサナギがブラブラ・・・。
サナギってあんまり見たことがなかったけれど、指でつつくとお尻をプリンと振って避けるそぶりをするのだ。
ちゃんと神経が通っている。
当たり前だけど、ちょっとびっくりして、面白かったので何回もやってしまった。

そしてある日、写真の蝶が。
まさに出てきたばかりだったのだろうか、1時間以上はその場所にじっと同じ体勢でいた。

最近では毎日この種類の蝶を庭で見る。
うちで育った子だと思うと、とてもうれしい。