2009年7月29日水曜日

これは・・・


仕事で千葉まで。
帰りの京成線で、ふと目についた。

京成パンダ


なんつうか、この目と唇はどうにかならないものか。
鉄拳にしか見えない。

2009年7月21日火曜日

お疲れさん


7月17、18日に、大阪の中央公会堂にて行われた展示会が終了した。
第1回という事、そしてこういった催しには初参加という事で、はたしてどれくらいのお客さんが来てくれるのか、どんな感想が聞けるのか、期待と不安でいっぱいのまま当日を迎えた。
ふたを開けてみれば、予想以上に大勢の方にご来場いただき、また、試奏もしていただいた。
もともと基本的には関西で活躍する製作者が中心という事もあり、地元の製作者の方の知り合いやお客さんが多く、かなりアウェイな感じもあったが、興味を持って手に取って弾いてくださる方も多く、とても嬉しかった。
時間がある時は、他の製作者の方の楽器も弾かせていただいたり、技術的な事などで情報交換ができたりと、多くの刺激を得られる場となった。ありがたい事だと思う。来年も是非また参加したい。
参加された製作者の方々、お世話になりました。そしてお疲れ様でした。
また、会場にいらしてくださり、試奏してくださった方々、ありがとうございました。


家に戻りケースから楽器を取り出すと、一番長く試奏されていたヴァイオリンのD線が切れていた。
2日間、立ちっぱなしで相当疲れたと思っていたが、楽器も同じくらい疲れてたのかもしれない。
試奏中に切れないように、きっと頑張ってくれていたのだろう。
お疲れさん と声をかけて、ケースに仕舞い、蓋を閉じた。

2009年7月13日月曜日

お休みのお知らせ


間に合うかどうか微妙だった分数ヴァイオリンもどうにか(無理矢理)形にして、とにかく弾いても大丈夫な状態にできそうだ。 大阪のあの気温で、ニスがどうなるんだろうとかなり心配ではあるが。

そんなこんなで7月17日から23日まで、ばろりん屋はお休みをいただきます。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

繰り返す


先日テレビで、ある大物タレントが、「芸術家っていうのは、同じ事はしないんだよ。職人は同じ事をずっと繰り返すだけ」と語っていた。
自分の知っている職人で、同じ事をただ繰り返している人はいない。自分ももちろん同じ事はしない。同じように見えてはいても、いつも前回よりももっと上を目指して仕事をしている。

聞きかじった事やイメージで、知りもしない事をさも博識そうに語る傲慢な人間の言葉に、本質はない。
歳を取れば取るほど、知らないという事に対するある種の恐怖、ありもしないのに積み重ねてきたと感じている自分という存在に対するプライドが、くだらない見栄になって現れる。年々自分よりも若い人間が増え、彼等はあきらかに自分よりも経験も知識も少ないはずだと思い込んでいるのだから、その傾向はさらに加速する。怖い事だと思う。

なによりも、自分自身への戒めとして。