2009年8月28日金曜日

読書


友人に、村上春樹の1Q84を貰った。

「面白いの?」と聞いたら、「いや、読んだ事ない。でも面白いって噂だし」という答え。なんだそら。

そもそも村上春樹の小説は読んだ事がなく、こんな事でもなければ、下手をすると生涯読まなかったかもしれないくらい、変に遠い存在だった。有名すぎて避けてた感もないではない。

若い頃、この友人にいろいろな本や作家を教えてもらった。彼の勧めるものはどれも面白かったし、幼稚な狭い世界と価値観の中にしかいなかった自分にとっては、一冊読むごとに、地図の見えなかった部分が広がっていくように思えた。読書の楽しさは、彼から教わったようなものだ。

しかし、時が経つにつれ、だんだんと本から離れてしまった。

本からというよりも、読書というものからかもしれない。

仕事に関する本ではなくて、純粋に読書をした。

何かを得ようとして本を読むのではなくて、本を読む行為をしたいという欲求を、いつのまにか失っていたように思う。

久しぶりの読書は楽しい。

まだ途中だけれど、読み出したら止まらなくて、先が気になって仕方ない。そういう気持ちがまだ湧いてくる事が、少しだけ嬉しかった。

しかし、彼がくれたのはBook1のほうだけ。これはつまり、Book2を買って、読み終わったら両方貸してくれ、という意味なのだろうか?・・・それ以外ないか。

もう少し待っててくれ。いま、凄くイイとこだから。

2009年8月6日木曜日

生パンダ

久しぶりに、うちの猫と兄弟の子「みゃお」が合宿にやってきた。
約6日間。

今回はみんな大人になっているので、どうなるかと思っていた。

あの子供っぽかったクロちゃんも、最近では、ささいなことで隊長に因縁をつけるまでに成長していたので、みゃおにも理由無きパンチを食らわしたりするのではないかと心配していたのだ。
しかし、相手は大物マフィアなので、チンピラには歯が立たないらしく、波風も全く立たなかった。
クロは普段、隊長が自分の後ろを通っただけでも「ウギャギャギャギャ」といってパンチを繰り出す。
でも寂しがりなので、しょっちゅう大声で「遊ぼう!遊ぼう!」と、隊長を呼んでは無視されている。
クロの声を聞いているときの隊長の顔はまさに「またあのバカが」。

今日はこの合宿最大の目玉「生パンダショー」が見られた。
兄弟のなかで唯一パンダ座りができるみゃおさん。
足を大きく広げ、立派なシッポを両手でかかえてお手入れする。
私は写メをいっぱい撮って、自分用の動画も撮らせてもらった。

合宿はあと2日ある。
何かまた面白いことが起きないだろうか。。。