2009年4月27日月曜日

宇都宮ジュニア合奏団


定期演奏会に招待していただいたので行ってきました。
小学生から高校生まで40人以上のメンバーによる演奏は、想像以上にレベルが高くてびっくり。
全員での演奏となるホルストのセント・ポール組曲なんかは、なかなか堂にいったものだった。
普段の練習以外に、オケの曲も練習して、結構大変なんだろうとは思うのだけれど、彼等はみな楽しそうに演奏しているのが印象的だった。

たまに「子供なのに凄いね」という事を言う人がいるが、それは間違いだと思う。
大人を基準に子供を見るという感覚を捨て去らなければ、彼等の驚く程の吸収力と集中力、そして進歩する力を理解する事はできない。子供が難曲を弾けたりするのは、逆に子供だからこそという部分も多くあると思う。
大人が血のにじむ努力をしても決して手に入れる事のできない、可能性という力を、彼等はまだまだ、内に抱えているのだ。
子供というのは、そういう存在なのだと思う。

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