2009年2月14日土曜日

春先センチメンタル


徒歩で買い物に行く間に公園がある。小さい頃は、そこでかくれんぼや鬼ごっこ、サッカーなんかも遊びでやった。滑り台、鉄棒、ブランコや砂場があった。ちゃんと子供の遊び場だった。
ある時期からブランコが消えた。枠はあるのに、チェーンや座る部分がなくなった。砂場もいつの間にか消えて、子供もいなくなった。今では敷地内にある公民館の建物からは、時々お年寄りのカラオケの音が聞こえている。
この公園には立派なサクラの木が3本あった。去年の春も満開で、通りがかるたびに見とれていた。
先日通りかかったら、そのサクラが3本とも無くなっていた。
どこかに移植され、そこで生きているならまだしも、根元から切られていた。
もうあのサクラは見られない。とても残念だ。


いろんなものが消えていく。そしてもう2度と戻らないものも少なくはないだろう。
時は前にしか進まない。過去には戻れない。
人生は、何故1度きりなのだろう。

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