2009年1月31日土曜日

運動不足

最近ラジオ体操をやりだした。
きっかけは、遊びでちょっとやってみたら体がギシギシしたからだ。
体の中になんか違和感を感じるというか、こんなはずじゃないのに?という感覚があって、
ショックを受けた。
学生のころは何かとラジオ体操をやる機会が多かったが、
そのたびに、こんなんで体操になってるのかなぁ・・・軽すぎるよなぁと思っていた。
それが情けないことに、いつのまにか結構な運動量だと感じるようになってしまっている。

早速、you tubeで音源を録音し、工房で仕事の合間などにやってみる。
日々、座り仕事で同じ姿勢が多いせいか、肩のあたりがほぐれるのが気持ちいい。
ただ予想外だったのは、垂直にピョンピョン跳ぶ動作で、ピアノのリズムよりも
先に体が着地してしまうこと!orz
完全に高さが跳べてない。自分では普通に跳んでるつもりなのに。
ピアノの人、もうちょっと速く弾いてよ~、そんなとこに感情込めなくていいからさ・・・と思ってしまった。
でも、次回からピアノに合わせてできるだけ高さを意識しながら跳んだら
足首にズシズシ重さがきて、ここも弱ってるんだな~とまたショックだった。

ラジオ体操は第一だけでなく、第二もやる。
小学生のころは、第二の2番目の体操が死ぬほど恥ずかしかった。
「筋肉モリモリ」みたいなフリのやつだ。
女がこんな格好を人前でやるなんてと思っていた。
今はそうでもない。
子供のときのほうが女らしかったのだろうか。

2009年1月23日金曜日

弟子たち



妙に真剣に作業を見入っている時がある。
その肉球で指板を磨いてくれたら
ピカピカになりそうなんだけど・・・。

2009年1月22日木曜日

価値


近所にフレンチレストランができたとする。シェフは本場の有名店で数年修行してきたらしい。その味を引き継いだ本格的な料理を出すようだ。さすがに凝った店構えだ。お値段もそれなりにお高い。実際に行ってみる。一口食べてみた。「おや?」と思う。自分の好みではない。それほど美味しいだろうか?これが美味しいって事なのだろうか?なんとなくもやもやしたまま店を出る。
近所にもう1件、フレンチの店がある。オーナーシェフの履歴は定かではない。店構えも大した事はない。しかし実際食べにいってみたらわりと好みの味だった。この間の高い店よりも、自分にしてみたらこっちが好きだ。後日、人に聞かれる。はっきり答えられるだろうか。安い店のほうが美味しかったと。

自分の舌がおかしいのかもしれない。ちゃんとしたフレンチなんてそんなに食べた事ないし。本場で修行した人が作るものが不味いわけがないし。世間の評判も良いみたいだし。
美味しいと感じられなかった自分の舌を疑う。高いほうの店の味が正しいはずだ。そちらの味に、自分の舌を矯正しなくてはいけない。でなければ、味のわからない人と思われる。


どちらの店の味も、好きな人もいれば嫌いな人もいるだろう。
味だけでなく、雰囲気や、ある程度のお金を払って食べる事で満足感を得る人もいる。
後日、あの評判の店に行ってきたと、人に自慢する権利もある。

何に価値を見いだすかは人それぞれだ。
楽器も同じである。

2009年1月20日火曜日

テオ ヤンセン

絶対行きたい!早く行きたい!あの実物が見られるなんて夢のようだぁ。

http://hibiya-patio.under.jp/theo/

2009年1月16日金曜日

練習しよう・・・


バイオリンの練習を、今年からまた新たにがんばることにした。
実は、今までに2回挫折している。
一度目は1年半くらい先生に習いに行ったのだが、
レッスン時間30分のうち、半分以上、気分が悪くなってへたりこんでいることが多かった。
力を入れて持ちすぎていたのだろうか?
首を圧迫していたのだろうか?とにかく「楽器を持つ」という作業が苦しかった。
2度目はある教室のバイオリンの発表会を見に行って、小さい子供たちが一生懸命弾いている姿に感動し、
とりあえず毎日15分ずつバイオリンに触れると決め、半年くらいは続けた。
しかし、結局どうしても楽器が体に馴染まず、また挫折・・・。

もともと姿勢が悪いから向いてないのかなぁ・・・とか、いろいろ思っていた。

でも、この仕事をしている限り弾けたほうが絶対にいいし、
また弾けないとわからないことが多すぎて、立ち行かない。

そんなとき、ある縁があってプロの方に指導していただけることになった。
何かを質問しても、必ず目からウロコのような答えが返ってきて、
「あれ?私も、もしかしたら少しは弾けるようになるかもしれない?」と思えてきた。

とりあえず、キラキラ星から。
今度こそは、がんばろう。

2009年1月13日火曜日

旧車


連休とは関わりのない仕事をしているが、先日は友人たちと銚子に寿司でも食べにいこうと、久々のロングツーリングに出かける事にした。
小1時間も走った頃、なにやらクラッチペダル(今の車ではほとんどお目にかからなくなってきましたが)がやたら軽くなってきて、だんだんギアも入りづらくなってきた。
おかしいな、クラッチが急になくなるわけないし、ああそういえばこの間フルードのエア抜きした時になんか締め忘れたとかそんなんかな、とか、いろんな想像が頭を巡る。これが走馬灯だろうか。
道沿いの空き地に車をとめ、前輪の脇からレリーズシリンダを覗くも、はっきりとはわからず、いやこれは大事になる前に帰ったほうが良さそうだという事で、そのまま引き返す事に。さらば銚子、さらば寿司。

帰って確認すると、シリンダのゴムブーツからフルードがだだもれ。経年劣化で仕方ない。いずれはダメになる部品だった。自走で帰ってこれただけでも善しとしよう。


しかし、道ばたで停まった時に、連れが工具箱を抱えながら嬉々として走りよってきたのには驚いた。普段からそんな重いものを車に積んでいるなんて・・・。思えばロードスターももう15年落ち。若干旧車の仲間入りか。乗り換えたい車もないし、まだまだ長い付き合いになりそうだ。

2009年1月8日木曜日

水やり


やっぱり12月くらいまでは寒さもなんとかなるけど
1月、2月の寒さはとてもこたえる。
夜寝ていても、顔の上を一筋の風がなでていくのをなぜか感じる。
居間もなんだかスースーしている。
ただ、朝起きてくるとネコの息も白かったりして、これはちょっとかわいい。

植木や草花に水をやるときも、ちょっとためらってしまう。
こんなに寒いのに冷水を浴びせる行為が、ひどいことのように思えるからだ。
それでつい、水をやらずじまいになり、ふと、夜に工房の窓際を見ると
葉茎がしおれたようになっていて、しばしどうしようかと悩む。
常識で考えると、水やりの時間ではないし、深夜はもっと気温が下がるはず・・・
でも、ほうっておけば明日には一部枯れてしまっているかもしれない・・・
結局「夜半に雨が降った」という設定で、水をやってしまうことが多い。

でも植物はこちらが思っているよりもはるかに強く、
春夏に売り出している花でも外で越冬したり、花まで咲かせたりしている。

とか言って、まあ、これまでに私が闇に葬ってしまったものたちもすいぶんあるのだが。