2007年3月30日金曜日

猫おじさん

今日でカヒミを探しはじめてから12日目になった。
今朝は10時半ごろ、小学校低学年くらいの男の子から連絡をもらった。公衆電話からだった。
20分くらい前に、うずま川沿いで猫を見たとの情報で、とるものもとりあえず車で飛んでいった。
大声で呼びながら周辺を捜索するも、出会えない。2時間ほど探し回ったがいなかった。
でもおかげで、いつも公園でネコにエサをやっている「猫おじさん」に出会えた。
すぐにチラシを渡してお願いした。
かわいらしい顔のおじさん(おじいさん?)で、とてもやさしく「絶対帰ってくるよ」と言ってくださった。自分は一日一食でもいいから猫にたくさん食べさせてあげたいのだそうだ。
公園にはネコがいっぱいいて、おじさんはその子たちに個別にえさを一握りずつあげてまわっていた。
カヒミもそこに合流してくれればいいのだけど・・・。

夕方5時ごろ、銀行のキャッシュコーナーに行った。
そこは先日ダメもとでチラシを頼んでみた銀行だったのだが、OKしてもらえ
正直、意外な思いだったのが、今日行ってさらにびっくりした。
貼ってもらった位置が、業務時間外でも見られるような場所のうえ、目につきやすく、
厚紙の台紙までつけてくださっていたのだ!!
とてもありがたかった。
ちなみにその銀行は「栃木信用金庫」。
栃木の皆さん「栃信」をどうぞよろしくお願いいたします。。。

しかしこのことだけにかぎらず、今までしゃべったことのないご近所の方、道で会った方、宅急便の方、犬の散歩の方、郵便やさん、庭仕事をしている方、小学生、いまどきの高校生の男の子たちなど、チラシを持ってたずねると、もうほとんどの方が親身になってくださる。なんて地域の方々に助けられているんだろうと思う。電柱にもポスターを貼りまくっているが、剥がれてなくなっているところはほとんど皆無だ。
そして顔見知りの人に出会うと「ネコ見つかった?」と声をかけてもらえる。
ネコがいなくなったことでいろいろ学ぶ毎日だ。。。

悲しい場面にも出くわしてしまったが、長期戦になった今、あまり悪い想像は起きなくなった。
カヒミはしたたかな面があり、常々、人間に置き換えてみたら「16歳不良娘」といったところだと思っていた。その娘が家出してどうなるか、考えてみたら、まず男にだまされ→風俗で働かされ→そこでお金を貯め→ホステスに転身し→お店を持つという想像になった(汗)
なんにしても、もともと野良で、ゴミ漁りできる子なので(飼っていてもその癖は抜けなかった)なんとか生きのびることができると思う。事故にだけはあうな!と心の中で祈っている・・・。

0 件のコメント: