2008年11月13日木曜日

いいとこ


所用で長野にいってきた。
群馬の太田から下仁田まで高速。インターを降りて254号線に入ると、まわりの山々が見事に紅葉していた。
地元で紅葉狩りといえば日光なのだが、さすがにメチャクチャ混む事がわかっているのにわざわざ出かけたりする事もなく、秋色に美しく色づいた山々を眺めるのは久しぶりのようにも思えた。
大阪にいた頃、駅からアパートに行く間に渡る陸橋から近くの山が見え、そこが色づき始めると「ああ秋だなあ」と感じた事を思い出した。気持ちに余裕があったのだろうか、あるいはよく歩いていたせいか、些細なものもちゃんと目に入ったような気がする。

道中で、標高の高いところから富士山が見えた。名前も覚えてない牧場の駐車場に停めて写真を撮った。
関東平野の北の果てあたりに住んでいると、どこへいっても平坦な土地で抑揚が感じられない。どの方角を見ても雄大な景色がすぐ傍に見える長野に来るたびに「いいとこだなぁ」と声に出してつぶやいてしまう。
晴れた日の八ヶ岳などは、ずっと見ていても飽きる事がない。
いいとこである。

0 件のコメント: