2007年1月29日月曜日

暖冬?

ばろりん屋の工房は微妙な天井の高さがあり、暖かい空気がどうも上に上に逃げている気がする。一時期、佐野のアウトレットにデロンギがあった時、普通よりずっと安い値段で購入したオイルヒーターも、寒くはないけど「あったかい」というにはほど遠く、これから寒さも厳しい2月を迎える事を考えると、ちょっと不安ではある。石油ストーブも一応は待機しているものの、はて根本的にこの寒さをどうにかするには、何が有効なのだろうか。
しかし、異常気象のせいかなんなのか、雪の多かった去年、一昨年に比べると、いまだ栃木は雪が積もるどころか、風花すら見かけない。例年、某私立大学付属高校の入試にあたる2月1日あたりには必ず降るはずなのだが、今年はそれすら怪しい。地球環境の事を考えれば、温暖化は由々しき問題だが、細かい作業をしている間、体の大部分を動かさずにいる我々にとっては、今の寒さがむしろ問題だったりもする。昔の人たちの暮らしはどんなだったのだろうか。
去年の最後に旧ホームページの時々日記で書いたとおり、現在彼女はたき火、および焼き芋制作にハマっている。最初の1、2回はアルミホイルに、水で洗った芋を包んで焼いたがため、味はともかく水気たっぷりの、いわゆる焼き芋屋さんの焼き芋とは異なるものができていたが、ここ数回(何回やっとんねん)は、よく洗った石を釜の中に敷き詰め、直接芋を置くやりかたで制作。これが思った以上にうまくできている。結構頻繁にやっているので、お客さんにも振る舞ったりしてそこそこ好評を博している。
もっとも実際は、芋を作るよりも、火が燃えるのを見る事が目的のようで、ぱっと聞くと怪しい趣味かとも思われそうだが、先日テレビで、火は水よりも多くのマイナスイオンを発生しているとかやっていた。ストレス解消という意味での裏付けができたのだが、多かれ少なかれ発生する煙がかかり、洗濯物が燻くさくなるのは少々困りものではある。
焼き芋制作が終わり、まだ燃え残った木が入った釜を玄関内に移動させると、家の中で一番寒かったはずの玄関がほんわりと暖かくなる。手をかざしながら、ゆらゆらと見える火を眺めると、「暖かい」という感覚を、肌だけではなく目からも感じるのだなあという事を思い知る。気がつけばとなりに猫がいたりして、昔の囲炉裏ばたが家族団らんの場になっていた事を感じる。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

1番コメントゲトー。
はじめたならゆうてくれんと。
blogger、どう?使いやすい?
帽子屋でした。