2009年10月14日水曜日

37年もの


修理に来ている分数チェロの中のマリモ。

たまに古い楽器の中を覗くと、こういった埃の塊がいくつか住み着いている事があるが、ここまで立派なものは見た事がない。
直径30ミリ弱。しかも、普通ならほぼ灰色なのに、何故か青やら赤やらが混じっている貴重な種だ。
製造年が1972年とあるので、下手をすると、37年間かけてここまで大きくなってきたのかもしれない。そう考えると、嫌がるのを無理矢理f孔から引きずり出すのも気が引ける。まだうちでは聞いた事はないけれど、中には自分の楽器のマリモが育っていくのを楽しみにしている人もいるらしい。
一応、オーナーに確認してみようかと思う。マリモの運命やいかに。なにげに同世代かもしれないので、その将来が気になる。

2009年10月4日日曜日

何もない日曜日


平日に比べてやっぱり週末、特に日曜日はお客さんが多く、ここ最近はほとんど仕事で埋まっている。この不況にありがたいことだと思う。そんな中、今日は珍しく来客の無い日になった。
普段ならこういう時でも製作の作業をしてたりするのだが、思い切って、何もしないでみる事にした。

とはいえ、久しぶりの晴れ間だったので、朝から洗濯物を山ほど干して、布団もベランダに出して、掃除機をかけて、とか、そんな家事で午前中は終わってしまった。
昼時になったので、気になっていたラーメン屋さんに、散歩がてら出かける。
先週だったか、テレビで栃木市を特集した番組が放送されたせいか、今日は街中も観光客が多かった。

帰ってきてからは、アウトドア用の折りたたみイスを庭に出し、車を眺めながら読みたかった本を読みつつ、珈琲を飲みつつ、雲を眺めつつ、温かいのでウトウトしつつ。

本は、ロードスターで北海道を旅する話だった。富良野や美瑛の風景の写真が載っている。まだ見た事のない風景。見ることのないかもしれない風景。

本当は、もっと早く見るべきものだったんだ。

ふっとそう思った。
時間は決して戻りはしない。歳を重ねるごとに、それをひしひしと感じるようになった。

2009年10月2日金曜日

コンサートのお知らせ


なんかいつもギリギリになってお知らせするような感じが多い気がしますが・・・。

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2009年10月11日(日)
下野楽遊設立八周年記念演奏会 「ドイツ音楽BCR」

岩舟コスモスホール
開演 13:00 (開場 12:30)
入場料 \2,000

メンデルスゾーン ピアノと弦楽合奏のためのラルゴとアレグロ (関東初演)
ヘンデル 合奏協奏曲 op.6-1 ト長調
ヘンデル オルガン協奏曲 op.4-6 (フォルテピアノによる演奏)
モーツァルト クラヴィーア協奏曲 KV.413 (フォルテピアノによる演奏)
etc.

演奏 : 
桐山建志 諸岡範澄 諸岡涼子 伊藤深雪 松堂久美惠 大塚道子
下野楽遊奏楽塾
栃木合唱団
司会解説 : 安田和信

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大変内容の濃い演奏会になりそうです。

今から楽しみにしてます。

下野楽遊 奏楽塾 に関する詳細は、以下のアドレスへどうぞ。

http://web.mac.com/shimotuke_gakuyu/iWeb/Site/Welcome.html



2009年9月25日金曜日

秋の味覚


「うちの庭で採れたものです」と、お客さんが栗をたくさん持ってきてくださった。

とても立派で、さぞかし大きな木なんだろうなあと想像した。

昼間はまだ日差しも強く、汗ばむほど暑いが、朝晩はかなり涼しくなり、夕飯を食べ終えてからちょっと庭に出ると、鈴虫の音と白い月が見えて、もう秋なんだなぁ、としみじみ。

秋は大好きな季節だけれど、心のどこかにある、決して消せないセンチメンタルな思い出が、ふと顔を出す、そんな季節でもあると思う。

2009年9月20日日曜日

ミュートバイオリン


工場製のミュートバイオリン。
弾くと「ニーニー」という感じの音が出る。
ちゃんと魂柱も立っているし、バスバーもついている。
表板、裏板も普通のバイオリンと同じ材木が使われている。
くり抜いてしまうのだから、杢なんかは無くてもいいと思うのだが
ごく稀に材料不足からか、クオリティの高いものが使われていることがあるのだそうな・・・。

2009年8月28日金曜日

読書


友人に、村上春樹の1Q84を貰った。

「面白いの?」と聞いたら、「いや、読んだ事ない。でも面白いって噂だし」という答え。なんだそら。

そもそも村上春樹の小説は読んだ事がなく、こんな事でもなければ、下手をすると生涯読まなかったかもしれないくらい、変に遠い存在だった。有名すぎて避けてた感もないではない。

若い頃、この友人にいろいろな本や作家を教えてもらった。彼の勧めるものはどれも面白かったし、幼稚な狭い世界と価値観の中にしかいなかった自分にとっては、一冊読むごとに、地図の見えなかった部分が広がっていくように思えた。読書の楽しさは、彼から教わったようなものだ。

しかし、時が経つにつれ、だんだんと本から離れてしまった。

本からというよりも、読書というものからかもしれない。

仕事に関する本ではなくて、純粋に読書をした。

何かを得ようとして本を読むのではなくて、本を読む行為をしたいという欲求を、いつのまにか失っていたように思う。

久しぶりの読書は楽しい。

まだ途中だけれど、読み出したら止まらなくて、先が気になって仕方ない。そういう気持ちがまだ湧いてくる事が、少しだけ嬉しかった。

しかし、彼がくれたのはBook1のほうだけ。これはつまり、Book2を買って、読み終わったら両方貸してくれ、という意味なのだろうか?・・・それ以外ないか。

もう少し待っててくれ。いま、凄くイイとこだから。

2009年8月6日木曜日

生パンダ

久しぶりに、うちの猫と兄弟の子「みゃお」が合宿にやってきた。
約6日間。

今回はみんな大人になっているので、どうなるかと思っていた。

あの子供っぽかったクロちゃんも、最近では、ささいなことで隊長に因縁をつけるまでに成長していたので、みゃおにも理由無きパンチを食らわしたりするのではないかと心配していたのだ。
しかし、相手は大物マフィアなので、チンピラには歯が立たないらしく、波風も全く立たなかった。
クロは普段、隊長が自分の後ろを通っただけでも「ウギャギャギャギャ」といってパンチを繰り出す。
でも寂しがりなので、しょっちゅう大声で「遊ぼう!遊ぼう!」と、隊長を呼んでは無視されている。
クロの声を聞いているときの隊長の顔はまさに「またあのバカが」。

今日はこの合宿最大の目玉「生パンダショー」が見られた。
兄弟のなかで唯一パンダ座りができるみゃおさん。
足を大きく広げ、立派なシッポを両手でかかえてお手入れする。
私は写メをいっぱい撮って、自分用の動画も撮らせてもらった。

合宿はあと2日ある。
何かまた面白いことが起きないだろうか。。。